2020 March

 

 
 
 
一般的にお仲人の奥様とのお付き合いはお歳暮やお中元くらい?のはずが私の場合は偶然に偶然が重なりご縁が深く・・・。美術史のお偉い先生でありながらもお料理からおしゃれ、果ては人生までと話題は多岐に渡りお会いするが毎回楽しみ。コロナの感染拡大が心配、と久しぶりにお宅に伺う。美肌にも体にも良さそうな「大豆つくし」が今晩のメニュウ、どれも美味しくお喋りも尽きない。

 

 

 
 
 
生野菜が体に良いとは言っても体を冷やす心配もあるので、生野菜と温野菜をバランスよく摂るのが理想的。更に必ずたんぱく質を一種類、鶏のむね肉や厚揚げ、ボイルしたシーフードなどボリュームがある高たんぱく低カロリーな食材をプラス。そしてなるべく早い時間に頂くのが深い睡眠のためにもとても大切。

 

 

 
 
 
イタリア人の友人と皇居を見学した後は大手町のオフィス事情をご案内、ランチはモデルさんにも大人気の玄米カフェへ。イタリアでもマクロビやヴィーガンなど健康志向のレストランは増えているのでGENMAIは既にご存じ、小さなお数が彩り良く並ぶ可愛らしいプレートに感激される。

 

 

   
 
 
玄米カフェにすっかり刺激を受けアトリエのランチもたくさんの品目を細々と並べてみる。青魚のマリネ、カボチャの煮物、切り干し大根、サツマイモと若芽、納豆と切り昆布、豚とキクラゲのキムチ和え・・・。小皿に細々と並べる楽しさもあり今後の定番になりそう。

 

 

 
 

フランス人は本当にデザートが好き、しっかり重いお食事の後に更に濃厚なデザート・・・。甘いものがあまり得意でない私はメニュウにこの「Iles frotttantes」を見つけると嬉しくなる。「浮島」という意味のネーミング通りふわふわのメレンゲがカスタードソースに浮いている軽くてファンタジックなデザート、コルドンブルーで習ったレシピを見つけ久しぶりに作ってみる。ココアを散らしてマーブル模様にしたり、カクテルグラスで頂くのも可愛らしい。

 

 

   
 
 
久しぶりの軽井沢でも玄米カフェの影響は続く。36品目は無理でも少しずついろいろな種類を、そして動物性と植物性、両方のたんぱく質、発酵食品にミネラルたっぷりの海藻と乾物も欠かせない。納豆とお豆腐、まぐろと山芋の山かけ、糠漬けに生わかめのお味噌汁、切り干し大根・・・、いろいろ考えると品数がどんどん増え少々食べ過ぎの心配もあり?

 

 

 
 
数種類のキノコをたっぷりのオリーブオイルでソテー、トリュッフの入ったお塩を軽く振って火を止める直前にチェリートマトを入れて一瞬フタをする。トマトの皮が湯向きされたように浮いてきたらさっと取り出し熱々をパスタにかける・・・、シンプルなお料理ほどタイミングが大切、最後にシチリア産のオリーブオイルをかけ回す。キノコの滋養とトマトの甘さ、トリュッフの香りが素敵なハーモニー。

 

 

 
 
 
新型コロナウィルスの感染拡大による外出自粛でアトリエに篭る日々が続く。そんな時コンビニのスィーツは気軽で楽しい唯一のプチご褒美。最近は有名店とのコラボなど凝ったバリエーションも豊富、たっぷりのクルミにクリームチーズのタルトと真っ黒なルックスが少々コワイ、本格的なガトーショコラが私のお気に入り。

 

 

   
 
 
イカやタコはタウリンたっぷりで体の良いとモデルさんたちの間では人気のシーフード。トマトと一緒にソテーして真っ赤なスープに鮮やかなバジルのグリーンが美しい。マルセイユの海岸沿いのレストランで頂いた「漁師風スープ」を思い出す。

 

 

   
 
 
外国人の友人やモデルさん達、皆さんアレルギーや宗教上の問題もいろいろあるのでアトリエのパーティーはもっぱらディップ形式。豚肉や甲殻類は難しくてもお野菜は大丈夫、しかしディップは乳製品との組み合わせがいけない宗教もあり、その場合はお塩のバリエーションを・・・。皆で楽しく頂くにはこんな心遣いも大切なインタナショナル・ルール。

 

 

   
 
 
冬のお魚と言えばブリ、脂の乗った旬のブリを照り焼きに。甘辛い味付けにはなぜか獅子唐がぴったり、トロトロのブリと独特の香りの獅子唐、椎茸と型抜きした人参が可愛らしくお皿に並ぶ。生わかめのお味噌汁とぬか漬けを添えて。作ってもらう夕食はどうしてこんなに美味しいのだろう?

 

 

 
 
久しぶりにゆっくりスキー場へ。快晴の午前中、たっぷり滑ってようやくランチ。スキー場の定番ランチはパスタ・ポモドーロ、ピストを眺めながら熱々のパスタをほおばる。

 

 

   
 
 
柔らかい食感のふんわりした味のモノが好きな私、和菓子ならすあまや八つ橋がお気に入り。餡子を巻いて母の形見の扇のお皿に。抹茶風味の八つ橋と小豆、日本茶の香りが素敵なハーモニー、極上のおやつタイム。

 

 

 
 
軽井沢に来るたびに楽しみににしているぬか漬け。定番の茄子やきゅうりに茗荷とカブ、最近はミニトマトも彩りを添え和風サラダのよう。ぬかから取り出すのも興味深く、しんなりと漬かった茗荷や茄子の美しい色、日本画を描くように盛り付ける。

 

 

   
 
 
最近すっかり凝っているお野菜のカクテル。鮮やかな色のパプリカやスナップエンドウ、シーフードを小さなカクテルグラスに飾るようにトッピング。ディップソースを添えれば素敵なアトリエ・ディナーに。

 

 

 
 
 
新型コロナウィルスの感染拡大による外出自粛要請のため、殆どの打ち合わせはメールかスカイプになる。表参道のカフェには本当に誰も居ない・・・。いつもはモデルさん達でいっぱいのカフェもガラガラ、モデルさん御用達の「低アレルゲンバーガー」を頂きつつ細々とミーティング。モチモチの米粉パンが意外に美味しい・・・。

 

 

 
 
友人のお土産に頂いた大きな一斤の食パン、早速超厚切りにしてフレンチトーストの支度をする。専門店があるくらい人気のメニュウも作ってみると意外に大変、卵液をパンが十分に吸い込むためには数時間かかる。更に中まで火を通すにはとろ火で気長に付きっきりで・・・ようやく焼き上がりシナモンシュガーを振る。パンプディングのようなfふわふわの食感が最高に美味しく、外出自粛でアトリエに篭る日の素敵な気分転換に。

 

 

   
 
 
満開の桜に快晴の空、暖かなお天気が続くけれど外出自粛要請でお花見も出来ない今年の春。車からご近所の川沿いを眺めせめて気分だけでも春らしく・・・、祖母の形見の大きな京扇子を飾りちらし寿司を作る。我が家の小さなお花見の宴。

 

 

 
 
もともと家にいるのが好きな私には、起きている事は怖いけれど外出自粛自体はあまり苦にならない。日頃作りたかったレシピにトライしたり・・・。クレープのランチもその一つ、サレ(塩味)は定番のチーズとハム、スクレ(甘い味)はリンゴのコンポートにシナモンを振りチョコレートをトッピング。パリに着いた頃はクレープばかり食べていたので懐かしい味、アパルトマンの小さなキッチンを思い出す。

 

 

 
 
 
久しぶりの軽井沢も外出自粛で街は静まり返っている。母の友人の漆工芸家T氏に作って頂いた丸いお重、ぽってりとした質感が何とも言えない素敵な使い心地。再びのちらし寿司、今回はままかりの酢漬けやあなごなどトッピングにも少し凝ってみる。軽井沢の桜はまだ蕾のよう・・・。

 

 

 
 
 
Plats index 新型コロナウィルスの感染拡大で外食もままならない。スキー場のデッキ・カフェなら自然の中なのでで大丈夫、とホットドッグのランチに。熱々のジューシーなソーセージとカリっと焼けたパン、揚げたてのポテト・・・、ゲレンデを眺めながら戸外で頂くランチは解放感もバツグン、いつになく美味しい。 page top

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